江ノ島の海の家

片瀬江ノ島海岸の東浜に、夏の二ヶ月間のみ設営された海の家のプロジェクトです。

期間限定の建築であること、限られたコストと施工期間という条件のため、リースの軽量鉄骨造躯体と現場で製作する木造躯体を組み合わせる形で全体を構成し、計画を進めて行きました。期間中、様々なイベントが開催されるため、内部奥にステージを設け、そこから砂浜に向かってお座敷やテラスが連続し、広く一体利用可能な構成としています。

夏が終わると解体され、各種部材は来年のために保存、再利用できるようにすることで、廃棄物を最小限にし、環境負荷を最小限に抑えた計画となっています。