神保町のオフィス

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東京の神田神保町にあるオフィスビルの4階部分のリノベーションです。
ビル全体が5年後に解体されるため、最小限のコストと短い工期が前提でプロジェクトがスタートしました。

私たちはまず、一般的に「インフィル」と言われる部分を「サーフェス(仕上げ材)」と「フレーム(下地材)」の2つに分けて考えるところから始め、劣化のスピードが早い「サーフェス」のみを廃棄し、「フレーム」の多くを再利用し、さらに新たな「サーフェス」として活用できる設計とすることで、解体費・工期を極限まで抑えると同時に、これまでにない新たなリノベーションの姿を実現しました。

例えば、既存ではすべてOAフロア敷でしたが、新しい計画ではOAフロアが不要な空間がありました。一方で広いバルコニーも活用したいという要望もあり、検討の結果、OAフロアの一部をバルコニーのデッキとして再活用しました。劣化に強い樹脂製で重歩行対応のOAフロア材は、新しいオフィスではバルコニーでパラソルや植栽を支え、他にない印象的なテラス空間を作り出しています。

またオフィスの天井高を高くするため、既存天井を撤去し、スケルトンを剥き出しにした直天井を採用しました。一方で、大量に発生する廃棄の軽鉄下地材はきれいに再加工し、壁仕上げの一部に活用しました。やや狭く自然光の当たらない廊下突当り部分に採用された軽鉄壁は、鈍く反射し薄暗い空間に新たな奥行きを生み出しています。

他にも再生材である古材の採用や、既設の什器、電気・空調設備を加工して再利用するなど、機能、コスト、施工性、環境配慮等を考慮しながら様々な意匠提案を行いました。

このように「スケルトン+インフィル」から「スケルトン+フレーム+サーフェス」へと考え方をシフトすることで、環境負荷軽減やコストに配慮するだけでなく、既存インフィルを既存環境(資源)と捉え直すことで新たな空間設計のアプローチになると考えています。

 

 

設計 : 2016.3 ~2016.6 / 種別 : 改修 / 面積 : 132.86㎡ / 敷地 : 東京、日本
施工 :矢島建設工業株式会社

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